ここが最終ページです!
小説順次掲載中!
……どんどん予定がずれてくな、と思いつつ(笑)、
そのずれが直る気配は見せません。
お知らせ!!
管理人のパソコンが初期化されたため、
アンケートをいただいた方のデータがすべて吹っ飛んでしまいました。
企画終了時にお知らせすると約束した方のメールアドレスのデータも残ってません。
そのため、小説が仕上がりましてもお知らせすることができません。
本当に申し訳ありませんっ!
もし、やっぱり知らせてほしい、って言う方がいらっしゃいましたら
遠慮なくお申し付けください……っ!
次がアップするたびにメールでお知らせさせていただきます!
皆さんから希望を募った結果、 「3英雄」 をテーマに、書いてます。 幻想3の主人公3人プラス炎の英雄、 幻想1主人公、幻想2主人公、 破壊者ご一行のギャグです。 幻想水滸伝3が舞台で、3部作になりました。 出来上がり次第、順次アップしていきます。 英雄 ──SIDE1── 幻水3の竜洞騎士団ネタバレ ──SIDE2── 幻水3のデュナン共和国ネタバレ ──SIDE3── 破壊者ご一行ネタバレ |
クリス「で、えーっと………………んー………………うぅーん……………………。」
ヒューゴ「?? 何さっきからうなっているの、クリスさん?」
クリス「ああ、ヒューゴか……いやな、作者から次の作品が仕上がるまでの間、ここで何かしていろといわれたので、何をしようか悩んでいたんだ。」
ヒューゴ「ふーん……それじゃ、クリスさんは、今度の作品ができるまで、ずーっと悩んでいるのが仕事なんだ?」
クリス「え、いや、そういうわけじゃないが──だが、そういう考え方もできるのか……。」
パーシヴァル「そうですね──クリス様が悩んでいらっしゃる姿は、とても絵になる……美しいですから、それで十分かと思いますよ。」
ボルス「パーシヴァル……またお前はそんなことを……っ!!」
パーシヴァル「自分がいえないからって、俺にあたるのはよしてくれよ、ボルス殿?」
ボルス「誰もそんなことは言ってないっ!!」
クリス「……いや、だがしかし、次の作品がいつ出来上がるのかわからないのに、こうして延々と悩んでいるというのもどうかと思うな……。」
ヒューゴ「じゃ、退屈しないように何か俺、話でもしてようか?」
クリス「話?」
ヒューゴ「そう。この間エースさんから面白い話を聞いたんだけど──聞く?」
ルイス「エースさんから、面白い話ですか?」
ヒューゴ「うん、俺は聞いてもイマイチ、オチがわからなかったんだけど、クリスさんたちならわかるかな、って思って。」
ボルス「なんだ、ヒューゴ? オチがわからないのに、面白い話なのか?」
パーシヴァル「──エースどのから、というのが引っかかるな。」
ルイス「ですね。」
クリス「どういう話なんだ、ヒューゴ? 聞かせてくれるか?」
ヒューゴ「うん。えーっと……昔、人造人間って言うのがいたんだって。」
クリス「人造人間?」
パーシヴァル「ああ、よくおとぎ話とかで出てくるじゃないですか、下半身が馬で上半身が人間とか。
そういうのじゃないですか?」
ボルス「いや違うぞ。それで行くと、ひいらぎマスターも人造人間になってしまう。
確かそれは、人間が手を加えて作られた人間という意味のはずだ。」
ルイス「へー……ボルス様、物知りですねー。」
ボルス「まぁな。」
クリス「で、その人造人間がいて、どうしたんだ?」
ヒューゴ「そう、その人はね、とある動物と掛け合わされた人造人間だったんだけど、人造人間ってことを、周りの人には内緒にしていたらしいんだよね。」
ルイス「え、それって隠せるものなんですか?」
ヒューゴ「なんか、見た目には普通の人間と変わらないって言ってた。」
パーシヴァル「ほぉ──そちらのほうに興味があるな、俺は。」
クリス「ヒイラギマスターとは関係がないのか?」
ヒューゴ「人工的に動物と掛け合わせただけで、見た目は人間と変わらないから、普通に生活はできるんだって。
ただ、その掛け合わせた動物の特性を持っている、えーっと……スーパー人間? なんだって。」
パーシヴァル「なるほど、それで行くと、レオ殿は、闘牛あたりの特性を持っていそうだな。」
ルイス「えっ、レオ様も人造人間なんですかっ!?」
ボルス「違う違う。そんなワケないだろう? おとぎ話だ、これは。」
ヒューゴ「で、えーっと──そうそう、人造人間っていうのは、あんまり良くないイメージがあるから、その人は周りの人に隠してたんだ。
恋人にも隠してたんだけど、結婚したいってほど大切に思っている恋人だったから、ついに打ち明けることにしたんだって。」
クリス「なるほど──やはり結婚する以上、お互いに隠し事はよくないからな。」
ルイス「そうですね!」
パーシヴァル「……………………。」
ボルス「──だ、そうだぞ?」
ヒューゴ「で、その人はついに恋人に告白したんだ。自分は人造人間だって。
恋人はショックを受けてたんだけど、それでもその人のことが好きだから、言ってくれてありがとう、って言うんだ。」
クリス「いい話じゃないか。その話の一体どこがわからないオチなんだ?」
ルイス「ですよね? それってもしかして、エースさんの話し方が悪かったんじゃないんですか?」
ヒューゴ「ううん、ココが落ちじゃなくって、その先があってね。
えーっと……恋人さんは、その人造人間の人にこう聞くんだ。
『で、あなたは結局、何との人造人間なの?』って。
で、その人は答えたんだ。
『サラブレッドとの人造人間なんだ』って。」
ルイス「サラブレッド?」
ボルス「馬だな。それも優秀な血を引く馬。」
パーシヴァル「…………なんかオチが読めたな。」
クリス「で、ヒューゴ? それで?」
ヒューゴ「そしたら、恋人の人は、こう呟いたんだって。
『う・ま・な・みv』」
ルイス「はい、それで!?」
ヒューゴ「これでおしまいなんだ。」
クリス「…………? 別に普通の話じゃないのか? 恋人が馬との人造人間なんだろ? 何かオチなんてあったか?」
ヒューゴ「ね、そう思うでしょー?」
ボルス「────…………? …………???」
パーシヴァル「……そういうオチだと思った……はぁ…………。
………………って、ボルス?」
ボルス「なっ、なんだっ!?」
パーシヴァル「ヒューゴ殿やクリス様、ルイスがわからないのは、まぁ、わかるとしても……まさかお前もわからないとか言うんじゃないよな?」
ボルス「──ギクっ、い、いや、そのようなことは決して……っ!」
パーシヴァル「なら聞くが、お前はどうなんだ?」
ボルス「は? 何がだ?」
パーシヴァル「だから、馬並なのかどうかって聞いてるんだ。」
ボルス「…………は?」
ルイス「………………っ!! あっ…………そ、そういう…………っ!!」
ヒューゴ「えっ、何? ルイス、何かわかったのかっ!?」
クリス「え、やはり何かオチがあるのか、この話は??」
ルイス「──……/////えっ、いぇっ……な、なんにもないですよっ!」
ボルス「なんだっ! わかったならとっとと言わんかっ!」
パーシヴァル「………………ボルス…………お前…………ルイスにも負けてるのか…………。
いや、というか……………………。」
ヒューゴ「なんだよ、気になるじゃないかっ!」
クリス「そうだぞ、ルイス。一人だけわかったような顔はずるいな。」
ルイス「いえっ、なんにもわかってませんっ! ほんっとうに、わかりません〜っ!!!」
ルシア「…………………………エース……………………。」
エース「は? どうしたんだよ、ルシア? ンな怖い顔して?」
ルシア「あんた……うちの息子に、またえらく楽しい話を吹き込んでくれたもんだねぇ…………?」
エース「ああっ、アレか、面白かっただろーっ!?」
ルシア「………………。」
ピシィッ!
エース「って…………え?」
ルシア「…………覚悟は……できたかい?
お魚ちゃんv」
エース「……………………!!!!!!!!」
なんか昔、どこかでも使ったネタ。
わかる人はそのままお友達。
わからない人はわからないままで居たほうが……