1 あなたの名前を教えてください |
ピサロだ。 リラ──ただのリラよ。 |
2 年齢は? |
さて──いくつかなんて、忘れたな。見た目は、27、8くらいに見えるらしいがな。 今年21になるわ。 |
3 性別は? |
男だ。 女よ。 |
4 貴方の性格は? |
……俺は、自分自身の行ったことを、後悔するような性格ではない。 ただ、それだけだ。 …………………………。 私は……普通、だと思うわ。 どこにでもいるような、普通の娘。 |
5 相手の性格は? |
バカ、だな。 そっくりそのまま返すわ。 お人よしで抜けているくせに、それを認めようとしない強情な女だ。 あぁ──後、気が強いな……。 そういうあなたは、冷酷で残忍無比で、バカみたいに自分が正しいと信じている──信じようとしている、自己犠牲も他者犠牲も厭わない、不器用な男よね。 ……大切なものを守っているつもりで、喪ってから初めて、自分がまるでその宝を守ってなかったことに気づくんだわ。 ………………嫉妬深いのは、可愛くないと思うがな。 …………っ! だっ、誰が……っ! |
6 二人の出会いはいつ?どこで? |
互いに互いを認識した出会いという意味なら──あの日だろう。 そうね──あなたが、私の村にやってきた日だわ……こっけいな芝居をしてね。 あの時はまだ、無邪気な可愛い娘だったな。──この腕の下に、たやすく組み敷かれるような。 く……っ、組み敷かれてなんかないでしょう!? 誤解するような言い方はよしてちょうだい……っ!!。 |
7 相手の第一印象は? |
小娘。こんなノホホンとした能天気な女が勇者なのかと、笑いたくなったな。 …………冷血漢。 お前は、それが第一印象ではないだろう? どうしてあなたが、私の心情を分かるのよ? 私の第一印象は、紛れもなく、最低な男、だわ。 ……初めて会った早々、わたしに歌を歌えだの、外の世界のことを話して欲しいのだ、銀の髪なんてはじめてみただの、キレイな宝石みたいな目だの……そう言ったのは、どこの誰だった? !! あっ……れは……っ! あれは、だって……あなたが、魔族の王だなんて知らなくて……っ、初めて会った村の外の人間で…………っ。 …………ふっ……。 ……分かっていたら、絶対……………………あなたなんて…………………………。 |
8 相手のどんなところが好き? |
好き? 誰が、誰を? 嫌いなところなら、羅列できるわね。 人を小バカにしたような態度や、私の大切な人たちを見下したように見ること。 あぁ、それから、私のことをまるで所有物みたいに扱うこともね……っ! 喜んでいるのは、どこのドイツだ? 誰がよっ!! 喜んでいるだろう? こうして……顔を近づけるだけで、口付けを待つような顔になるのが、喜んで居ないとでも? 待つわけないでしょう! 身構えているのよっ! あなたが、トコロ構わず好き勝手するから……っ! …………っ、あ、……いや、そうじゃなくって………………。 …………わたしは、お前の素直じゃないところも、嫌いじゃないが──素直に身を任せてくれたほうが、よっぽど楽ではあるがな。 ──────────………………………………そういうと思ったわ。、 |
9 相手のどんなところが嫌い? |
口うるさいところだな。 それは、あなただってそうじゃない。 可愛げも無いな。 すきでもない男に、可愛さを売ってどうするのよ……っ。 ──お前の『大切な仲間』と私とでは、ずいぶん態度が違うようだしな。 当たり前でしょう? そんなの……当たり前だわ。 ──……ふん。 …………………………………………全部、嫌いだわ………………。 |
10 貴方と相手の相性はいいと思う? |
天空の血を引く娘と相性がいいなんて、冗談じゃないな。 考えるだけで吐き気がする。 血に拘るのは、あなたの器が小さいからじゃないかしら? もっとも、私も、あなたとの相性は悪いと、そう思うから……今回限りは、同感だわ。 ──あぁ、だが。 体の相性は、いいようだがな。 そりゃ、戦闘に関しては、私もあなたも前線で戦って………………────。 ………………………………っ!!! なっ、何を──っ、何、考えてるのよ……っ、最低っ! |
11 相手のことを何で呼んでる? |
小娘、勇者、リラ。──まぁ、その時の気分だな。 バカ、冷血漢、ピサロ。……他には無いわ。 |
12 相手に何て呼ばれたい? |
名など、呼ぶ者の心次第で、意味も変わるだろう。 その者がどういう意味を持って呼ぶのか──それだけでいい。 良く言うわね──ピサロとデスピサロとの区別に拘った男が。 私は、なんでもいいわ……あの時、私のことを、「リラ」と読んでくれる人はもう二度と現れないのかもしれないと思った恐怖に比べたら──誰かに名前を呼んでもらえることが、酷く幸せだと、そう思うもの。 |
13 相手を動物に例えたら何? |
豹。けだものだもの。 クックックッ──ならお前は、ウサギだな。 ……俺の獲物だ。 ──────…………くだらない……っ。 |
14 相手にプレゼントをあげるとしたら何をあげる? |
必要ない。 そうね──ピサロにあげるものなんて、ないものね。 |
15 プレゼントをもらうとしたら何がほしい? |
貰いたくも無いな。。 ──────……………………。 まぁ、もっとも──一度くらいなら、毒を盛られる機会を作ってやってもいいと──思うがな。 ピサロから、物を貰うなんて、ゾッとしないわ。 |
16 相手に対して不満はある?それはどんなこと? |
──さて、な。 ……………………。 |
17 貴方の癖って何? |
常に剣の柄の場所を意識して行動するな。 ──いつでも抜けるように。 前髪を弄る癖があるわ。 |
18 相手の癖って何? |
人を睨みつけることだな。 …………あなた以外、睨みつけることはないと思うけど? |
19 相手のすること(癖など)でされて嫌なことは? |
別に……ないな。 ………………そうね……あえて列挙することが出来ないほど、あるものね。 |
20 貴方のすること(癖など)で相手が怒ることは何? |
さて──リラはいつもわたしに対して怒っているようだな。 そうね──あなたの1挙手一動が、私の神経に触るんだもの。 ふっ──同じというわけか。。 |
お二人とも、互いが要る前だと正直に答えてくれないので、21問目からは別で……(笑)。
リラ SIDE | ピサロ SIDE |
21 二人はどこまでの関係? | |
…………………………身体……の、付き合いは──してるわ。 | リラの身体のことは、隅々まで知っている関係……と言えば、聞こえがいいか? |
22 二人の初デートはどこ? | |
そんな、甘い言葉で語れるような場所はないけど──初めて二人だけで遠出をしたという意味なら、多分……世界樹の下だと思うの。 | ──そんな言葉で表現できるような場所はなかったと思うが……二人で行ったことがある最初の場所というと……あぁ、世界樹の葉を取りに行ったときのことだろうな。 エルフの集落があった──あの場所か。 |
23 その時の二人の雰囲気は? | |
──どう、だったかしら? 長い間二人っきりになったのは、アレが、多分、初めてで──私は少し、緊張していた……うぅん、いつもよりもずっと、怖かった。 だから、気まずかったと思うわよ。 だって私、話すのが怖くて、ずっと前を歩いて、振り返らなかったから。 |
リラはずっと一人で、もくもくと歩いていた。 拒絶されていたのだと思うが──クジでそういう組み合わせになったのだから、諦めればいいものを、最後までアイツは一言も口を聞こうとしなかったな。 |
24 その時どこまで進んだ? | |
どこまでって……。 何も、ないよ。 だって、ピサロは、ロザリーのことで、頭がいっぱいだったんだもの。 |
どこまで……他の目的があって行ったならとにかく、あのような場所に出かけただけで、なかなか帰ってこなかったら──あの踊り子に威勢のいい啖呵を切られるだろう──うるさいから、冗談じゃない。 |
25 よく行くデートスポットは? | |
デートスポットという意味は違うと思うけれど、会うのは大抵、移民の町か、海岸の村。後、デスパレスにも行くわ。 私の村には、来ない……来させない。 ピサロは、シンシアにとって、トラウマになっているから。 |
デート? というのは、したことがないが──まぁ、会うのは移民の町、海岸の村、あと魔族の城だろう。 |
26 相手の誕生日。どう演出する? | |
誕生日なんて……わかんないよ、だから。 だって私は、ピサロのことを何も知らないもの。 聞くのも怖いもの──でも、ロザリーは知ってるんだろうね、きっと。 こういうの……知ってて、ピサロが喜ぶことも知ってるわ。 だったら私は、何もしない。 何も……しないわ。 |
誕生日、な──。 ………………後から聞いた話じゃ、あの日はリラの誕生日だったらしいからな──わたしが、いったい、今更何を祝えるという? ……あの娘から、全てを奪った決断をしたことに後悔はないが──してはならないと分かっているからこそ……リラの誕生日を祝うことなど、永遠にないな。 |
27 告白はどちらから? | |
──、一度だけ……私から。 ピサロは、「知ってる」と答えただけだったわ。 それでお終い。──お終いに、した、つもり……だったんだけどなぁ。 ……なんか、前よりも悪くなってるような気がする。 |
リラが一度だけ──「好きだった」とわたしに言った事がある。 ──まぁ、今更だと思ったがな。 そんな一言で、気持ちを片付けるつもりだったのが、笑えるが。 |
28 相手のことを、どれくらい好き? | |
わかんない。 好きなのかどうかも、分からない。 ただ、どうにもならなくて、彼に依存してるだけのような気もする。 そのくせ、嫉妬だけは一人前にするんだから、……やっぱり、それくらいは、好き……なんだろうね。 |
────…………。 |
29 では、愛してる? | |
────────………………。 愛、したくは……ないの。 だって、そうなったらあたし……本当に終わりになっちゃうような、気がするもの。 |
────…………。 |
30 言われると弱い相手の一言は? | |
────…………そんなの……わかんないよ…………。 | 正気を失うときだけ、心からの台詞を吐く。 アレは──参るな。 |
31 相手に浮気の疑惑が! どうする? | |
って言われても──私が今、浮気相手な状態なワケだし。 ……あ、でも、心がココになくても、浮気になるのかな? ……違うか、心がココにないから、浮気なんだ。 ────────…………痛い、かなぁ? |
ふざけるな。 |
32 浮気を許せる? | |
許せない、かな。 ……私が言えた義理じゃないんだけどね。 |
──魔族の王であるわたしを二股にかけようとは、舐めているとしか思いようが無いな。 死を持って償ってもらうぞ。 |
33 相手がデートに1時間遅れた! どうする? | |
どうもしないわ。今日の約束は反故になったってことだから、いつもの時間まで、適当にそこらで時間つぶして、シンシアのところに帰るわ。 | どうもしない。 時間が許す限りは、待つが。 |
34 相手の身体の一部で一番好きなのはどこ? | |
髪と目。 一目ぼれしたのが、それだったし。 |
リラの身体は、傷だらけだからな──。 キレイな身体という意味なら、もっとキレイな女を幾人も知っている。 だが、それであえて一番好きな場所というなら……。 首、だな。 ──たやすく手で折れそうだ。 |
35 相手の色っぽい仕種ってどんなの? | |
うーん──どうかなぁ? 見上げた瞬間に、伏せた睫が色っぽいな、って思うかな? |
リラに、色気? ──求めるほうがおかしいだろう。 |
36 二人でいてドキっとするのはどんな時? | |
モードが切り替わる瞬間。 ──なんていうのかしら? 普段の私たちは、敵同士モードで、天敵モードなんだけど、ふとした瞬間に、切り替わるの。 …………欲しい、って……思った瞬間、かな? |
時折、決して普段は見せないような笑顔を見せることがある。 ──アレが、仲間達と居るときに見せるような笑顔を、わたしに向けることがある。 そういうときは……苦しいな。 |
37 相手に嘘をつける? 嘘はうまい? | |
つけてたつもりだったわ。 でも、上手くないみたいね、私のウソは。 ──ばれていたわ、アッサリ。 人生かけた、ウソだったのに。 |
つけるし、騙しとおせる自信もある。 よほどのことがない限りは、つく必要もないが。 |
38 何をしている時が一番幸せ? | |
何もしていない時。 話もしないまま、ただ一緒に過ごしているとき。 ……この時間だけが、私のものだと思う。 |
腕の中に閉じ込めているとき。 |
39 ケンカをしたことがある? | |
しょっちゅうよ。 | いつもだな。 |
40 どんなケンカをするの? | |
普通にすでにケンカごしだもの──どんなって言われても困るわ……。 | 普通にしている時点ですでに天敵状態だからな──。 |
41 どうやって仲直りするの? | |
仲直りも何も……普段がすでにケンカごしだから……。 | した覚えはない。 だが、酷いことを言った時は、リラは謝ってくるな。 |
42 生まれ変わっても恋人になりたい? | |
なりたくない。 できるなら、出会いたくさえない。 |
……──さぁ、な。 生まれ変わりなんて言うものは……そのままの相手だとは限らないものだしな。 |
43 「愛されているなぁ」と感じるのはどんな時? | |
もしかして、愛されてる……なんて言わなくても、好いていてくれるのかな、って思うときはあるわ。 ──私のことを、まるで見透かしていると思うのはいつもだけど、それを口にしないで、そ、と……支えてくれているかのように、行動してくれたとき。 ──……幸せな気持ちになる。 |
わたしが目を向けていない間、背中に視線を感じる。 物言いたげな──切ない眼差しだ。 アレを受けたら、普通は分かると思うがな。 |
44 「もしかして愛されていないんじゃ・・・」と感じるのはどんな時? | |
愛されているわけがないから、そんなこと、思うだけ無駄だわ。 | ──同じような目を、神官に向けているときがあったな……そういえば。 |
45 貴方の愛の表現方法はどんなの? | |
──わからないの。 どういうのが、愛情表現なのか、ぜんぜん、分からないの。 どうしたらいいのか、分からないの。 マーニャたちにしているように、好意を表現することすら、できないの。 …………それが、私の愛情表現……かなぁ? |
……普通、だと思うのだが。 |
46 相手に似合う花は? | |
殺したい……。 あたしが、殺したいわ。 ──でも、しない。 ロザリーが悲しむから、ロザリーが死ぬまでは、ピサロに生きていて欲しいと思うもの。 だからきっと、私が先に死ぬわね。 ──あぁ、もちろん、死ぬときは、あいつの前では、絶対に死なないわ。 死んだ後も囚われ続けたくないもの。 |
寿命から考えて、リラが先に死ぬだろう。 なら、俺がアイツをこの手で殺してやる──他の誰の手でも殺させはしないし、アイツの死を、他の誰かに看取らせることもしない。 ──あぁ、だが、アイツが天空城に行けば、そうでもないか……。 もしかしたら、同じ時を歩むかもしれんな。 ────……もしそうなら、そうなることができるなら、……俺の命を、リラにくれてやってもいい。 |
47 二人の間に隠し事はある? | |
あるわよ。たくさん。 ──いろいろ。 |
ないほうがおかしいだろう。 |
48 貴方のコンプレックスは何? | |
──素直じゃないこと。 正直に正面からぶつかれないこと。 ……アリーナみたいになりたいなー……って、思うこと。 人を羨んでも、しょうがないのにね。 |
──人を許すことは出来ないな。 わたしには、ロザリーのような生き方は、無理だ。 |
49 二人の仲は周りの人に公認? 極秘? | |
マーニャと、クリフトだけは知ってる。 ──あ、あと、ミネアも知ってるんだったわね。 シンシアには内緒。絶対、秘密。 ……恋人が要るらしい、ってシンシアは思っているみたいだけど──本当のことは言えないもの。 ────いつか、近いうちに、終わる関係だから。 |
リラは隠したがっているようだから、あえて周りには言わないが。 ──ロザリーは知っているな。 この間、恐ろしいことを言っていたしな──ロザリーも……まったく。 |
50 二人の愛は永遠だと思う? | |
永遠なんて来る前に、終わらせなきゃ。 ……終わらせないと。 |
永遠なんて、軽軽しく口に出すものではない。 |
……やっぱり素直じゃないなー……(笑)