このページは、ゆりかが暇つぶしに掲示板に書きつづけてきた、いたずら書きを、集めて、少し書き足した物です。
「ほのぼのとラブラブ」
グレミオ「ぼっちゃん? ぼっちゃーん?? おっかしいですね、どこ行ったんでしょう?」
坊「…………むぅ…………。」
グレミオ「あ、どこからともなくぼっちゃんの声が……。」
坊「…………グレの馬鹿………………。」
グレミオ「……っ!? ぼぼ、ぼっちゃんっ!!? こっ、ここですかっ!?」
坊「………………………………むー……………………。」
グレミオ「……っ! …………あ、あれ?」
坊「………………すぅ……すぅ……。」
グレミオ「ね、寝言? ──ぼっちゃん、こんなとこで寝ていると、風邪を引きますよ。」
坊「…………………………。」
グレミオ「──どんな夢を見てるのかは知りませんけど、私の夢を見ていてくれるのは、喜ばしい限りですね。 ………………多分。」
坊「…………グレの……ばかぁぁぁ。」
グレミオ「………………ほんと、多分、ね。」
坊「………………ん………………。」
グレミオ「──あんまり、意地悪ばっかりしてると、そのうちリベンジに出ますよ? ぼっちゃん?」
坊「────だから……毎日毎日シチューは……飽きるってば………………。」
グレミオ「………………まだまだ、色気よりも、食い気ですか? やれやれ。」
「梅雨」
坊「雨って、毎回違う色が見えて、楽しいよね。」
グレミオ「ジメジメしてて、お布団も湿気だらけですけどね。雨続きで、干してる暇もなくって、ほんと、主婦には困り物ですよ。」
クレオ「ああ、そうだね。お布団っていうのは、寝てる間に、人間の身体から出ている水分を吸収するから──私の布団も、ジメジメして、そろそろ干して欲しいところなんだけど。」
グレミオ「雨ばっかりですから、こればっかりは、おてんと様に聞いていただかないと。」
坊「え? でも、僕の布団はいつもフカフカじゃない?」
グレミオ「…………それは、梅雨に入ってから、ぼっちゃんが、一度も! ご自分のベッドに入られてないからですよ。」
坊「──────………………そ、そーだっけ?」
グレミオ「そーです。おかげで、私のベッドは、二人分の汗や水分で、毎日毎日湿気だらけなんですけどね。」
坊「…………/////、あー…………そういえば、グレのベッドは、冷たくて、気持ち良いような、悪いような……。」
クレオ「…………………………そういう話しは、二人っきりの時に、自室でするようにしてくれませんか、ぼっちゃん? グレミオ?」
坊「あ。」
グレミオ「あ、すみません。今度からそうしますねー。」
クレオ「…………(もう何も言う気力もなく)そーしてくれ。」
「娯楽番組」
坊「と、いうことで、わが軍にも娯楽番組を取り入れようと思う。」
シーナ「娯楽番組? あー……芸能人を探せとか、そういうの?」
ルック「くだらない。そんなのに脳みそ使ってる暇があったら、一度丸洗いしておいでよ。」
坊「ルックと違って、カビ生えてないから、いいよ(にっこり)。」
フリック「あの辺り、なんか、怖い……。」
マッシュ「……娯楽番組……ですか。それが兵の士気に関わるのでしたら、分かりますけど……。」
坊「かかるっ! すっごくかかるよっ!」
ルック「………………だから、脳みそ掃除してこいってば。」
シーナ「俺、それなら夜の番組希望っ!!」
ビクトール「お子様は寝てないとなー(笑)。」
アップル「最低……っ。」
シーナ「えー!? だってそりゃ、やっぱ、男の浪漫でしょー?」
マッシュ「(頭痛をおぼえつつ)で、具体的にはどのような……?」
坊「新婚さんいらっしゃいとかっ!!!(力説)」
マッシュ「…………………………………………。」
坊「それでね、やっぱ最初のゲストは……。」
マッシュ「暴動が起きるので、あなたが出るのは禁止です。」
坊「……………………………………じゃ、今の話は白紙ってことで。」
フリック「それって、どういう意味だ?」
ビクトール「っていうか、そこまでお前、公認にされたいのか?」
シーナ「俺も、白紙賛成。……なんか、うちの親父とお袋が出そうで、怖いわ。」
ルック「……馬鹿ばっかり。」
アップル「今回限りは、それに同意しますわ、ルック君……。」
坊「あーあ、折角、パネルクイズ正解者の旅行用に、グレッグミンスターのマクドール家で過ごそうっ! 一泊二日ツアーも用意したのになぁ。」
マッシュ「しないでくださいっ!!!!」
「二見の夫婦岩」
グレミオ「あ、ぼっちゃん、ぼっちゃん。お守り売ってますよ〜。」
坊「そりゃ売ってるよ、だってここ神社だもん。」
グレミオ「イロイロありますねぇ……あ、縁結びのお守りもありますよ♪」
坊「二見おきたま神社はね、夫婦岩があるところだから、それなりにそういうのも……って、何、手にしてるんだよ。」
グレミオ「夫婦お守りと一緒で、二つで一組なんですね、これって。片方を相手に渡すのでしょうか?
なら、相手が定まっていない人はどうするんでしょうねぇ?」
坊「そんなの、売ってる人に聞けば? っていうか、買うの、グレミオ?」
グレミオ「私の場合は、勿論、渡す相手は決まってますけどね。」
坊「………………ふぅん?」
グレミオ「あ、ついでにクレオさんにも買っていってあげましょう。でも、クレオさんは相手は誰なんでしょうねぇ?」
坊「お前じゃないことだけは確かだね。」
グレミオ「……まぁ、私が貰っても困りますけど。神棚にでもあげておきましょうか? 誰か良い人が見つかるようにって、テオさまにお願いするんです。」
坊「父上にお願いするなら、ソウルイーターに飲ませたほうが早いんじゃない? なんなら、夫婦岩ごと飲みこんでやろうか?」
グレミオ「それはそれで、天罰が下りますよ、ぼっちゃんっ!」
坊「へいへい……それじゃ、僕はソニアにでも買ってってやろうかなぁ? って、それこそまさに、ソウルイーターに飲ませなくちゃいけなくなるかもねー、あっはっはっは…………笑えないよ、まじで。」
グレミオ「……ほんとですね…………。」
グレミオ「ぼっちゃんっ! 大変ですっ!」
坊「(おみくじをしている)あっ、だるまだ。何々? 忍耐、人望、福徳を授ける……って、僕に忍耐と人望がないっていうのかっ!!」
グレミオ「……何してるんです?」
坊「おみくじ。ここのは、開運招福お守り入りなんだよ。ほら、だるま。」
グレミオ「あ、ちっさくて可愛いですねぇ♪ ……じゃなくって、聞いて下さいっ!」
坊「何? お守り買ってたんじゃなかったの?」
グレミオ「買ってます、今っ! じゃなくって、この縁結びのお守りって、効果があるらしいんですっ!」
坊「そりゃ、ないやつは売って無いだろ? ……ま、ところにより、お守りの効力を当てにできない人もいるようだけど。」
グレミオ「それでですねぇっ! 縁結びのお守りを買っていった人が、これを返して、夫婦守りを買い直しに来るんですってっ!」
坊「ふぅん。結構御利益あるみたいじゃないか。良かったね。」
グレミオ「何を他人事に……っ! 私たちも、いつかきっと、一緒に買い直しにきましょうねっ!」
坊「何を?」
グレミオ「ですからっ、縁で結ばれて、めでたく夫婦になったあかつきですよぉv」
坊「………………お守りの御利益って、一年だって知ってる?」
グレミオ「そして、縁結び、夫婦守りの次には、安産祈願を……! ああ、そうですそうです、夫婦箸を買うのも忘れてはいけませんねっ! そうして、子供が大きくなったあかつきには、学業成就を買い、後は夫婦円満、長寿のお守りでしめるんですっ!」
坊「そもそも結婚できないっつぅか、僕は長寿以前に不老不死というか──あ………………グレミオ? お前には、これがぴったりだと思うよ?」
グレミオ「え? なすびの、お守り……ですか?」
坊「ぼけ封じの、なすび守り。
これで、天然ボケも封じてもらえ。」
グレミオ「そそそそ、そんなぁーっ!!」
「夏の日」
坊「夏だね。」
グレミオ「夏ですねぇ。」
坊「夏といえば、花火だよね。」
グレミオ「あとは、海水浴とか、スイカですよねっ。」
坊「あと、夏の名物といえば、ひまわりとか……。」
グレミオ「あ、ひまわりといえば、去年の夏、ぼっちゃんとひまわり畑にいきましたっけ。」
坊「え? あ、//////あ、ああ、うん。」
パーン「? ぼっちゃん、なんだかお顔が赤いですけど、どうかしたんすか?」
坊「「ええっ!? なな、なんでもないよっ!!」
グレミオ「……そーいえば、ひまわり畑って、外から中が見にくいから……。」
坊「わーわーわーわーっ!! それはダメっ! それ以上は禁止っ!!」
グレミオ「えー(残念そう)。」
坊「ったく……ちょっと目を離すとこれなんだからっ!」
クレオ「赤い顔して言われても、説得力ありませんよ。」
パーン「……で、一体何があったんすか?」
クレオ「……聞いたことを後悔するから、聞くんじゃない。」
グレミオ「そーでもないと思いますけど……。」
クレオ「黙ってな、このバカップル。」
坊「クレオ……それは、ちょっと、ひどいと思う……。」
「冬の日」
グレミオ「今日は一段と冷えますねぇ、ぼっちゃん。」
坊「ん、寒いね(ぎゅむっ)。」
グレミオ「(苦笑)そんなにくっついちゃうと、動けませんよ、ぼっちゃん。」
坊「動かなくてもいいよ……今日はこのままここに居てくれれば。」
グレミオ「それじゃぁ、お夕飯も抜きになっちゃいますよ?」
坊「…………それは困るなぁ……心が満足してても、お腹は満足してくれないんだね。」
グレミオ「くすくす。」
坊「じゃ、僕も一緒に作るね、夕飯。──それなら、一緒にいられるもん。」
グレミオ「寒い日は、一緒に居たくなりますね。」
坊「…………だから、寒い日は、好きなんだ……僕。」
グレミオ「……?? 何かおっしゃいました、ぼっちゃん?」
坊「べーつーにぃ?」
グレミオ「そうですか? ──今日は、あったかいシチューでもしましょうか。」
坊「うん……一番あったかいのは、グレミオだけどね。」
グレミオ「そうですね、グレミオにとって、一番あったかいのも、ぼっちゃんですけどね。
ぼっちゃんを食べるのは、夜も遅くにならないとダメですから。」
坊「……ば、ばか……っ。」
グレミオ「グレミオも、寒い日はダイスキですよ?」
坊「……え?」
グレミオ「こうして、ぼっちゃんから抱き付いてきてくれるから──。」
「お花見」
2主「マクドールさん! 一緒に花見に行きましょうっ!」
坊「嫌。」
2主「桜、綺麗なんですよぉっ! それにね、地面に降り積もる雪の上に、こう、ひらひらと桜の花びらが舞い降りて、まるで夢のようなんです。」
坊「寒いから嫌。」
2主「大丈夫ですよ、僕がずっと抱きしめててあげますからv」
坊「………………………………めっちゃ、嫌。」
2主「……そんなに嫌ですか、花見?」
坊「花見が嫌なわけじゃないんだけどね……。」
2主「(聞いてない)ま、いっか。どうせ結果は同じなんだし。」
坊「……??」
2主「僕は、どうせ、花よりマクドールさんだってことですよ。」
坊「そう聞くと、余計に行きたくないんだけど……。」
2主「まったまた、もう、照れちゃってるマクドールさんも、とっても可愛いv ですよぉvv」
坊「その色眼鏡、とりあえず、直してきてから出なおしてきてくれる? そうしたら、花見くらい、付き合うからさ……。」
「梅雨」
2主「雨って、なんだか、とっても静かな気持ちになりますよね。 」
坊「…………(にしては、さっきまではしゃいでたような……) 」
2主「何よりも、外に出ないで、こうして──二人っきりで中に居られるのが、幸せで。」
坊「────ああ、それでか。 」
2主「? 何がですか、マクドールさん? 」
坊「君がさっきから、ずっと嬉しそうに笑ってる理由。」
2主「…………僕にとっては、すっごく大切なことですから 。」
坊「……そう、なの?」
2主「ええ、そうなんです。
マクドールさんが隣に居てくれるだけで、幸せですから。」
坊「そう、だね。
僕も、君が笑っていてくれると、すごく、嬉しいよ。」
2主「……っ!」
坊「ほら、言うでしょ? 犬は喜び庭駆け回りって。飼い主としては、ああいうの、凄く嬉しいよね。元気だってことだし。」
2主「(がっくぅっ!)……マクドールさん、僕、犬じゃないです…………。」
「父の日」
シーナ「今日ばかりは、トランには行かねぇぜっ」
ルック「……ああ、今日は父の日だったっけ。くだらない行事だけど、覚えてたんだ、君。」
2主「だぁーめ。マクドールさんが、首に縄つけてでも連れて来いって言ってたもん」
シーナ「なんだってっ!? くそっ、あいつは親父の味方かよ……っ」
2主「味方とかそういうんじゃなくってさ、今日くらい、戻ってもいいと思うよ?」
アップル「そうよ、シーナ? 祝う相手がいるだけで幸福じゃないの。わがまま言うなんて、贅沢だわ。」
シーナ「…………そりゃ、そうだろうけどさ。俺の場合、相手が相手じゃねぇか」
2主「なんで? レパントさんって、凄く良い人じゃない? 立派だと思うし。
僕、ああ言う人がお父さんだったら、威張れると思うんだけどなー。」
シーナ「けっ。お前は、親父のこと、謁見でしか見たことねぇからだよ。」
ルック「……で、シーナ? 君、本当にトランに行かなくてもいいのかい?」
シーナ「なんだよ、ルックまで行けって言うのかよ。
まぁ、一年に一度くらい、本当はいいんだけどさ──後の事考えるとなぁ」
ルック「じゃぁ、君が来なくて、機嫌の悪いレパントさんの相手を、スイに押しつけるわけ?」
シーナ「あん? スイ?」
ルック「忘れたの? 昨年までと違って、今はスイ=マクドールがトランに居るってこと。
百パーセント、スイがレパントさんの相手をすること、間違いないだろうね。
──まぁ、馬鹿息子が側にいるよりも、スイが居たほうが喜ぶだろうけどね、あの人」
シーナ「…………っ!!」
ルック「……ま、そういうコト?」
シーナ「くそっ、行くぞ、リオっ!」
2主「へ? って、えええええーっ!!? ちょ、ちょっと、シーナっ!?」
ルック「さて……どっちに対しての、焦りなんだろうね?」
シーナ「うっせぇなっ! お前は行かないのかヨっ!?」
ルック「誰に向かって言ってるのさ? ──行くに決まってるだろ。」
「桜々」
坊「気付いたら、桜、終わっちゃったね……。」
クレオ「? そうですね、ぼっちゃんがジョウストンに行っている間に、こちらの桜は散ってしまいましたね。」
坊「僕がこっちに帰ってきてから、あっちの桜は満開になったそうだよ。」
クレオ「損しましたね、それは(くすくす)。」
坊「今年こそは、グレミオの特製弁当を持って、花見するつもりだったのに。」
クレオ「それって、花より団子じゃないですか?」
坊「それで、父上直伝の、花吹雪するの。」
クレオ「…………それは、マクドール家の威信のためにも、止めて下さい。」
坊「じゃ、隠し芸として、父上直伝の……。」
クレオ「宴会で、テオ様直伝の技は禁止です。 ……そんなものを人前でやられた日には、グレミオが卒倒しますよ……。」
坊「…………それもそうか。」
クレオ「そうですよ。」
「クリスマス」
坊「そういえば……もうすぐ、クリスマスなんだっけ。」
グレミオ「クリスマスといえば、ケーキですよね♪ 今年は何のケーキにしましょうか?(ウキウキ)」
坊「なんでもいいよ。グレミオのは美味しいから。」
グレミオ「ぼぼぼ、ぼっちゃん〜〜っ!」
ナナミ「はいはいはいはい! 私も作りますっ!!」
2主「……え?」
ナナミ「今年も一年、元気でいられますようにって思いをこめて、薬草ケーキに挑戦v
隠し味には、ミソと塩を使って〜♪」
坊「……どんな味?」
2主「残り少ない今年一年を、天国で暮らせるような味です。」
グレミオ「あー……それは、暮らしたくないですね。」
ナナミ「あっ! そうだっ! ジョウイにもおくってあげよっと♪
相変わらず人参食べてないだろうから、これで栄養付けてもらわないとねっ!」
2主「ジョウイ暗殺計画は、こうして推し進められて行くのです。」
坊「暗殺計画なの??(どきどき)」
グレミオ「うーん、キャロの町のクリスマスって、奥が深いんですね……。」
2主「ナナミのクリスマスはね……。」
フリック「っていうか、誰か止めろよ……。」
2主「とりあえず、今年はっ!!」
グレミオ「はいはい?」
2主「ホウアン先生も居てくれるし、マクドールさんのお力添えで、リュウカン大先生にもお手伝いしてもらって、究極の胃薬を作ってもらいますから、たぶん、仮死状態は免れると思いますっ!!!」
坊「…………志低いよ、リオ。」
フリック「そーゆー問題でもない……。」
「フリックさんの誕生日」
坊「フリックって、この間誕生日だったんじゃなかったっけ?」
ビクトール「あん? あー……そーいえば、そうだったな。」
2主「えっ!? あ、それでナナミ……。」
ビクトール「そういや腹壊してたっけな。あいつ。」
坊「いつもいつもフリックの誕生日って、忙しくて忘れちゃうんだよねー。」
ビクトール「解放軍時代はわざと忘れてたんじゃなかったか?」
坊「え? そうだっけ? そんな昔のこと、忘れたよ(笑)」
2主「今からパーティでもします?」
坊「いいねぇ、それ(にやり)。」
ビクトール「………………今年もきっと、受難の年なんだろうな、あいつ………………。」
坊「なぁーに持ってこうかなぁ♪」
2主「ナナミケーキは必須でー、ナナミアイスもデザートでぇ♪」
ビクトール「あ、俺は不参加ってことでよろしく!」
坊「それじゃ、不参加なビクトールには、特別v ソニア作成のデザートもプレゼントしちゃうっ!」
ビクトール「俺が悪かった。いさぎよく、フリックを罠にはめて、パーティ会場に連れてきます。」
坊「うーん、誠に素直だねぇ(笑)」
とりあえず、以上です。
現在は、「夜の宴」連載中です。