世界観:
今から数千年ほど未来のお話。
舞台は銀河、宇宙そのもの。
多くの人種と国や星が行き交う宇宙で、宇宙連邦が幅をきかせている世界です。
この世界で最も権力があるのは、宇宙連邦であり、連邦の直属に位置する銀河パトロールである。
銀河パトロールには、いくつかの部署が存在するのだが、この中でも最も有名で高給取りであるのが、
宇宙パトロール。小規模の船で宇宙空間を端から端までパトロールするのが役割である。
たとえば爆発間際の惑星だとか、犯罪者が隠れ住んでいるらしい廃棄船の中を探索するだとか、そういう仕事などがおもにあげられている。
そのため、危険が常につきまとう仕事でありながら、名誉ある職として、一部から異様なくらいもてはやされている。
※※舞台となる隼の船の設定
作業艇などを宇宙から回収するためのハッチが、十数個装備されている、大型船。ちょっと特殊仕様であるため、高速ワープが連続で行える。
ハッチは、客の出入り口とも言えるので、それぞれが個室仕様になっており、艇を止め、艦内に入ると、自動的にドアにロックがかかるようになっている。このロックは、会計時に貰えるパスワードによって解除される。
また、ハッチから喫茶店になっている艦内のルームに至るまでの道は一本道で、モニターで管理されている。
喫茶店の内部は、十四個のテーブル席と、十個のカウンター席によりなっている。
基本的にフロアにメイとアレクシエル、カウンター(飲み物や食べ物を提供する場所)にアリアが配置されている。また、カウンターの奥には、厨房に続くドアがあり、ちょっと凝ったものを作るときは、こちらで作るようになっている。
話には出てこないが、一人では厨房は回らないので、厨房内にお手伝いロボットが一体おり、これが普段の隼とメイの食事を作っている。
喫茶店の奥に、メイと隼の居住区があり、一部屋がそれぞれ異様に大きいのだが、部屋数も半端ではなく、ちょっとしたパーティを開いたときに客を数10名ほどなら泊めれるスペースがある。が、そういう使われ方をされたことはない。
更にその奥に、操縦のためのコックピットがある。
また、喫茶店は、その日その日の隼の気分で、開く場所が変えられる。
基本的に、アレクとアリアは、銀河系の中央にある専門学校近くのマンションでシェアしている関係である。隼は、夕方、二人の学校が終わる時間に、船でそこまで迎えに来る形になる。
人物紹介
主人公:アレク(アレクシエル=フィラルデ=カシスディア)
銀河系の隅にある、惑星カシスディアの皇女。
過疎化の進む、寂れた自国を思い、金を稼ぐために銀河パトロール士官候補生になった。
ただ、貧乏な自国のため、学校の費用を自分で稼ぐため、担任に教えてもらったバイト先でバイト中。
皇女としての威厳とドレスは必需品だと思っている。
得意技はかかと落とし
銀河喫茶マスター:ハヤブサ(隼)
元銀河系トップの実力を持つ宇宙飛行士。
今はなぜか引退して、銀河喫茶を営む。普段は操縦席でお茶を飲んだりしている。
可愛い女の子と綺麗な女の子が好きで、喫茶で雇うのはそういう人物だけにしているらしい。
得意技は長距離ワープなどの宇宙船運転関係。
銀河喫茶看板娘:メイ
ハヤブサの元で楽しくウェイトレスをしている、アレクの教育係。
看板娘でお客サンからの人気も高いが、実年齢三百歳。他は全く不明。
得意技は目からレーザー
アレクの同期生:アリア(アリィシア=アリィス=アルス)
アレクと同じ学校に通う美少女。カウンターに配属されている。
ハヤブサのお気に入りで、よくセクハラされている。
おとなしめの性格だが、芯はしっかりしている。
得意技は剣と魔法。